三陸鉄道リアス線は2021年3月13日(土)にダイヤ改正が実施され、利便性の向上が図られます。
三陸鉄道が改正後の時刻表を発表しました。同日のJR東日本ダイヤ改正により八戸線のダイヤが大きく変わるため、久慈駅での接続列車の時刻が変更されます。また、釜石駅でJR釜石線との乗り換え利便性を向上するため、宮古方面列車のうち夕方の上下4本の発着ホームが変更され、階段を使用せずに乗り換えできるようになります。
リアス線全線を直通運転する列車上下5本のうち上りの1本について、久慈駅の発車時刻が現行の16:06から改正後は12:00に繰り上がり、観光利用に便利な時間帯となります。
夜間の列車の運転見直しも実施されます。下り宮古駅20:31発・久慈駅行の列車は、発車時刻が20:50に繰り下げられ、通勤の利便性が高められます。
また、田野畑駅〜久慈駅間に上下2本設定されている平日のみ運転の最終列車は、新型コロナウイルス感染症の影響により利用者が大きく減少したとし、運転が取り止められます。それに伴い、3月13日(土)以降の上り最終列車となる久慈駅20:32発・宮古駅行の列車について、発車時刻を20:46に繰り下げ、通勤利用者への影響を緩和するとしています。
そのほか、早朝時間帯の一部の列車について、時刻の変更が行われます。